限界徒然草〜でっかんオタクの狂詩曲〜

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オタクが徒然なるままに日々の出来事をそこはかとなく書き付けるブログです

さらば愛しき清田区よ(前編)

こんにちはでっかんです。

 

ついに僕も春から上京します。

23年も過ごした故郷を離れるのはやはり感慨深いものがありますね。

 

札幌と東京なので帰郷するのも年1かそれ未満でしょう。

 

そこで、今回はふるさとについての記事を書こうと思います。

力を入れて書きたいので(前編)と(後編)に分けて書きます。

 

この記事で少しでも僕の故郷である清田区を好きになってくれたら嬉しいです。

 

まずはじめに僕の生まれ育った清田区について簡単にご紹介を。

清田(きよたく)は、札幌市行政区。区名は、厚別川沿いの低地に広がる美しい清らかな水田地帯という意味でつけられた字名に由来している。

清田区 - Wikipedia

 

いい名前。人口は札幌市で一番少ないらしいです。

多分100~200人くらいですね。(追記:確認したところ112,665人(2020年11月30日時点)でした。お詫びして訂正いたします。)

 

清田区の公式マスコット「きよっち」なんてゆるキャラ(?)もいます。

きよっち(基本)

清田区の公式マスコット「きよっち」は、白旗山に住んでいる森の妖精です。
帽子の「K」の文字は清田区のシンボルマーク。胸には区の自然を象徴する木の葉の柄が入っています。
にぎやかなところが大好きで、清田区内で開催するイベントなどによく登場します。
どこに行っても、かわいい子どもたちに「きよっちー」と元気な声で呼ばれる人気者です。

https://www.city.sapporo.jp/kiyota/chiiki-shinko/kiyotchi/index.html

かわいいね。清田区の癒し萌えキャラです。

 

さて、前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。

 

なんと清田区は、、、

 

札幌市10区のうち唯一地下鉄もJRも通っていないというクソみたいなアイデンティティを持っています。

 

camon!JR!camon!Subway!」なんていう謎のキャッチフレーズもあります。これだけでも覚えて帰ってください。

 

しかし地元の話題になったとき必ずネタにできる清田区民渾身の鉄板自虐ネタなのでアリかもしれません。いやねえわ。

むしろ逆に清田区それ以外で話せることないレベル。

 

僕が清田区で好きな場所に北海道札幌市清田区清田1条1丁目20-1があります。

これは僕が小学生のときから通っているゲーセンで、第二の実家とまで呼んでいるレベルで通ってきた思い入れのある場所です。

 

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正式名称はキャッツアイ清田店、通称は「清田猫」なのですが、

僕は何故かそれを住所で呼ぶというわけのわからないことをしています。

 

最悪なことにこのミームが周囲に広がり、今ではこんな悲惨なことになっています。

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営業妨害で訴えられたら負けます。

いんたーねっつは怖いので個人の特定に繋がる情報をトゥイッターにあげるのは...やめようね!

 

他に場所を挙げようにも清田区は殆ど山か森です。熊やゴブリンがわんさか出現するので異世界転生したかと思うレベルです。実家から2,3分歩いたら山なので子供の頃は探検とかしてましたね。

キツネやタヌキをよく見かけました。

今は人がいないことを利用し自然のカラオケとして利用してます。

 

そのくらいに田舎なので、

地元の民である僕ですら清田区って何あるの?」という核爆弾級のキラーパスに「あっあっあっ...」てなります。その質問は本当にやめてください。いやマジで。

 

しかし清田区に住む者としてこれはイカンでしょと思い、

清田区の魅力を探すことにしました。

 

そこで思いついたのがあの旅行でおなじみ”じゃらん”!

じゃらんなら清田区の魅力なまら紹介してるべさ!(あざとい北海道弁

と思い立ちネットで調べました。

 

それが絶望の始まりとも知らずに...

 

それでは見ていきましょう。

www.jalan.net

 

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まずは1位。これはまあいいでしょう。確かにここはきれいです。

しかし2位。これはまず行かないです。予約してファミリーとか大人数で行くところで気軽に行くところではありません。それどころかこのお店1年位前からずっとやってないです。

 

そして3位。これに至ってはゴルフ好きしかいかんやろ。しかも超山奥にあるので普通に生活してたら見ることすらありません。

 

更に4位。聞いたことありませんが、たぶん近隣の人が行きつける居酒屋でしょう。

 

そして5位以降は聞いたことがない小さな店が続きます。。。

それだけならまだいいんですけど、

 

この後衝撃のランクインがあったので見てください

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バスが観光スポットってなに????

目から鱗が大量に落ちました。移動手段を観光地にするって天才か??

「いつも安全運転ありがとうございます」ってそれじゃらんに書く内容か??

 

そしてTSUTAYAと快活CLUBで涙が止まらなくなりました。

 

あまりにも候補がない中、

苦肉の策でなんとかひねりだしたじゃらんスタッフの涙ぐましい努力に頭が下がります。

いやそんなわけあるかバカタレ!もっとあるだろ!おい!あきらめんなよ!!

TSUTAYAが観光スポットってなに?なんでこれでGOサインでたの??

諦めるにしてもテキトーに公園とか山の名前出すとかあるじゃん...

 

清田区民として全面的に抗議したい。

 

でも「じゃあ他に何ある?」って訊かれたら僕の脳内データベースはNULLなので大変申し訳ありませんでした。

 

あの巨大企業じゃらんでさえ匙を投げるくらいには清田区の微妙さが露呈してしまいました。悲しいよ俺は。

 

そして悲しい事件はこれだけではありません。

なんと親である「札幌市」にまで見放される事件が発生しました。

 

札幌市のホームページにて配布されている「さっぽろ観光マップ」

地図 | ようこそさっぽろ 北海道札幌市観光案内

にてとんでもない事件が発生しているという記事を発見してしまいました。

https://hiromaaru.org/archives/16877

以下引用

札幌市が制作、配布している「さっぽろ観光マップ」には、清田区はありません。清田区があるはずの場所には定山渓温泉と小金湯温泉の拡大地図が描かれ、清田区はその下に隠れてしまっているのです。

なんとここに書かれている通りです。

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(お借りした画像をいじりました)

 

清田区だけきれいにすっぽり埋もれてます。

 

流石にこれはひどくないか札幌市。

僕の実家も含め清田区まるまる潰されてます。

 

札幌市から清田区抹消したいんか?ってほど消されてます。

正直マジで頭にきたので問い合わせメール送ろうと思います。

 

これで、札幌市にすら「いないもの」として扱われるくらいに清田区は不遇であることがよく分ったでしょう。

 

これでいいんか清田区民?

23年お世話になった清田区がこんな扱いを受けて俺は許せるのか?

 

というわけで僕の中に熱く燃え上がった郷土愛。

 

こんなんで終わらせねえということで次回(後編)にて魅力を伝えていこうと思います。

 

今回はいったんここらで終わりにします。

 

おたのしみに!